アソシエーションだより

裏千家インターナショナルアソシエーション(UIA)2024年度総会を開催

 令和6年4月7日(日)、裏千家インターナショナルアソシエーション(UIA)の2024年度総会が京都ブライトンホテル(京都市上京区)にて開催されました。
 天江喜七郎会長をはじめ、国内外の役員・会員約80名が出席しました。

 UIAは茶道の国際化を推進し、大宗匠の「一盌からピースフルネスを」の理念に基づき茶道を通じて世界平和に寄与することを目的に昭和60年(1985)に設立されました。裏千家茶道国際セミナー修了者を中心に、国内外の約450名が在籍する会員組織です。

 総会は平 美恵子運営幹事の進行により開会。冒頭、天江会長が「エリアの広さや会員数の違いにより、活動をする上でそれぞれ課題を抱えていると思いますが、各地域で知恵を出し合い、これからの活動をより実りあるものにしていただきたい」と挨拶されました。

天江喜七郎会長

 続いて、長谷川幸三運営幹事が議長に選出され議事を進行。長谷川義翁総括幹事から議案の説明、田中一良監事から監査報告がなされ、いずれの議案も満場一致で承認可決されました。

<議案審議>
第1号議案 2023年度事業報告並びに決算
第2号議案 2024年度事業計画案並びに収支予算案

 報告事項では、弘田佳代子運営幹事から2024年度役員と新入会員の報告、運営幹事より各エリアの2023年度活動予定及び2024年度活動報告の説明がなされました。

 総会終了後の懇親会は、鈴木佳世運営幹事が進行。天江会長、大樋長左衛門氏の挨拶の後、千葉美保子幹事が乾杯発声。全国から集まった会員がエリアを越えて親睦を深めました。最後に白井由理運営幹事の挨拶で閉会しました。

 また、総会に先立ち、東海エリア及び信越・北陸エリアが担当する呈茶席が設けられ、世界中で起こる紛争や日本の大災害にも負けず、平和な日を目指して活動することをテーマとし、能登半島地震の復興支援の思いも込められたお菓子と道具組で、参加者に一碗が呈されました。