アソシエーションだより

裏千家インターナショナルアソシエーション(UIA)交流会を開催

 令和5年6月24日(土)、裏千家インターナショナルアソシエーション(UIA)の交流会をホテルオークラ京都(京都市中京区)を会場に、京都での参加が難しい会員についてはZoomを活用し、ハイブリッド形式で開催しました。コロナ禍以降、初めての全国の会員が集まる機会となりました。
 天江喜七郎会長ご夫妻をはじめ、国内外の役員・会員約150名が参集、約70名がオンラインで参加しました。また、今回は、来日中のみどり会同窓会生およびみどり会生など合わせて45名が招待者として参加しました。

 交流会は白井由理運営幹事の司会により開会。冒頭には天江会長より、千 玄室 大宗匠の百寿と内閣総理大臣顕彰受賞のお祝い述べられました。

天江喜七郎会長

 続いて行われた大宗匠による講話では、海軍や僧堂での経験を振り返り、「戦に出たことで改めて『文』の力を知りました。お茶の世界には区別や差別がありません。人種を越えて手を取り合い、一盌のお茶を勧め合えば、無駄な戦いは終わります。小さなことでも自分でできることから勇気を持って始めてください」と語られました。

大宗匠講話

 講話終了後には、全国から集った会員と世界各地から集まったみどり会同窓会生が親睦を深めました。コロナ禍の影響により長く参集できない状況が続いておりましたが、久しぶりの再会、そして新たな出会いの機会となりました。 最後に、平美恵子運営幹事の挨拶により閉会しました。

 また、交流会に先立ち、UIA役員による呈茶が行われ、「一盌からピースフルネスを」をテーマとした道具組で、参加者に一碗が呈されました。