第32回裏千家学生セミナー

令和5年3月17日(金)から19日(日)の3日間、宗家において第32回裏千家学生セミナーが4年振りに開講され、感染症対策を徹底した中で全国から44名の学生が受講しました。
午前9時から茶道会館にて開講式が執り行われ、千 宗室家元から「3日間という限られた期間、全てを持ち帰ろうと思わずに自分の不足している部分を見つけ、そこを補っていくという気持ちで臨んでください」との挨拶がありました。
続いて、受講生を代表して、鹿児島大学の渡邉蒼知君が「誓いの言葉」を述べました。開講式終了後、家元は一人ひとりと言葉を交わされ、その後、各教場に分かれ実技講習に入りました。


《講習風景》


最終日は午後3時より閉講式が行われ、受講生を代表して東洋大学の山内悠輔君に修了証が授与されました。
家元から挨拶の後、受講者を代表して日本大学の菅原黎香さんが謝辞を述べ、3日間の講習が修了しました。


事後アンケートでは「様々な業躰先生から学ぶことができ充実した時間となりました」「全国の茶道を学ぶ同世代の方と親睦を深め刺激を受けました。卒業後も茶道を続けていきたいと思いました」などの声が聞かれました。
《家元との記念撮影》






