令和4年 春季展

無限斎碩叟―裏千家14代千宗室とその時代


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 裏千家14代無限斎(淡々斎/1893-1964)は、国内外への茶道普及の為に最晩年まで精力的に活動した家元として知られています。その事績の第一には、裏千家の茶道を学ぶ同門社中の組織である「淡交会」の創設が挙げられます。 積極的に各地を訪問し、裏千家茶道の正風を伝えるべく奔走した無限斎によって基本的な点前や作法は全国的に統一され、家元の指導方針が示されました。ここに現在の裏千家茶道における組織的な礎が築かれたといえるでしょう。 本展では無限斎の生涯と幅広い交流関係を紹介すると共に、その活動に伴う様々な事績をご紹介します。

 
会期   令和4年4月 22日(金)~ 7月 3日(日)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、会期を変更する可能性があります。
開館時間    午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日   月曜日、第2・4火曜日(ただし4月26日、5月2日は開館)
入館料   一般700円、大学生400円、中高生300円
小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、展示室の入室制限を設けます。
ホームページ・電話で予約していただいた方の入館を優先します。
呈茶   500円(大学生以下300円、要別途入館料)
平日と一部土・日・祝日に開催

主な展示作品 ※作品リストはこちら

菊蟹釜  無限斎好  十三代宮崎寒雉作 梅月棗  無限斎好
十一代中村宗哲・十四飛来一閑合作
円山伝衣作七言絶句  無限斎筆 小槌絵茶碗  無限斎絵付  永楽即全作