茶室の名称
茶室は、日本の茶道において、茶事の主人・亭主が客を招き、
茶を出してもてなすために造られる空間です。
お茶を飲むという行為を通して日本的感性と芸術性を表現した茶の湯(茶道)が成立し、それとともに発展したのが茶室です。
構成
「床」や亭主と客人の「出入口」の他、「畳の数(広さ)」、「炉の切り方」によってさまざまな形があります。
通常は「四畳半」を基本とし、四畳半以下の間取りを「小間(こま)」、四畳半以上の間取りを「広間(ひろま)」としています。因みに四畳半の茶室は「小間」にも「広間」にもなります。