北海道神宮献茶式

献茶式

― 千 宗室家元奉仕 ―

 令和6年6月21日(金)、札幌市中央区の北海道神宮において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同宮は、明治2年(1869)9月1日、明治天皇の詔により東京の神祇官において、大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ) を北海道開拓の守護神としてお祀りする「北海道鎮座神祭」が斎行されたことに始まります。明治4年5月に三柱の御霊代をお納めする社殿が造営され、「札幌神社」となり、その後、昭和39年10月に明治天皇が増祀され、「北海道神宮」に改名されました。

 午前10時、家元は本殿に進まれ、点前座に着座。献炭の儀に続き、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、参集殿に小樽支部(西條文雪支部長)担当の立礼席、直心亭に野口宗江氏(淡交会札幌第四支部参与)担当の拝服席が設けられました。

立礼席(小樽支部担当)
拝服席(野口宗江氏担当)

なお、21日(金)・22(土)には北海道地区交流会が行われました。