青森支部80周年・学校茶道50周年・青年部55周年記念大会

地区支部行事

 令和5年5月19日(金)、青森県弘前市において淡交会青森支部80周年・学校茶道50周年・青年部55周年記念大会が開催され、千 宗室家元が出席されました(主催:青森支部 津島 淳支部長、学校茶道連絡協議会 平山宗佳委員長、青年部 押切紗矢佳部長)。

 来賓として弘前市長の櫻田 宏氏、東北地区地区長の長谷川吉茂氏(老分・山形支部支部長)、衆議院議員の亀岡偉民氏(福島支部支部長)など東北地区内の各支部役員、同門社中約350名が集いました。

 青森支部は、昭和8年頃から弘前をはじめ津軽地方に於いて裏千家茶道が精力的に活動されていたなか、次第に支部結成への気運が高まり昭和18年に支部結成。続いて昭和41年に青年部、同48年には学校茶道連絡協議会が結成。以降、県下一丸として大同団結し、現在まで三位一体となって歩みを進め地域に根差した活動を続けています。

◇式典
 午後3時30分よりアートホテル弘前シティにて開催。
 開会にあたり、畑中和紀副支部長より主催者挨拶。続いて家元、櫻田市長、長谷川地区長より祝辞がありました。

畑中副支部長 挨拶
櫻田市長 祝辞
長谷川地区長 祝辞

 続いて功労者表彰が行われました。家元より特別表彰として永年に亘り青森支部の発展に寄与・貢献された千葉 満前支部長に表彰状と記念品が贈られました(代理:岡本潤子 千葉学園高等学校校長)。

 その後、畑中副支部長より支部・学校茶道・青年部それぞれの充実・発展に尽力された功労者への表彰が行われました。

家元表彰
功労者表彰

◇記念講演
 続いて家元による記念講演がありました。家元は「有り難いことに多くの献茶をご奉仕させていただいておりますが、毎回、必ず呼吸を整える時間を作っています」と話され「人間は朝起きた時、新しい自分に生まれ変わります。皆さんも、例え同じことの繰り返しの毎日でも覚悟をもって今日の自分に向き合うことを心掛けてください」と語りかけました。

◇祝賀会
 午後5時30分より、同ホテルにて祝賀会を開催。高樋 憲副支部長(黒石市長)の主催者挨拶、家元挨拶に続いて鎌田文惠 宮城支部名誉支部長による乾杯の発声がありました。

 和やかな雰囲気の中、参加者同士で懇親を深め、畑中副支部長の中締め挨拶で会が締めくくられました。

高樋副支部長 挨拶
鎌田名誉支部長 乾杯の発声
畑中副支部長 中締め挨拶

 翌日は平川市 猿賀神社に於いて千 宗室家元ご奉仕の献茶式が執り行われました。