ご 挨 拶






茶道裏千家家元

千  宗 室

  20世紀は戦争の世紀や科学の世紀などと言われてまいりましたが、私は21世紀は環境の世紀・文化の世紀でなければならないと考えております。我が国を代表する精神文化である茶道は、まさに日本文化そのものであるといっても過言ではありません。

  インターネットの急速な発展で、世界の状況は一瞬のうちに私たちの知るところになります。しかし便利さだけを追求しているような現代社会では、人間関係はむしろ希薄になってまいりました。そこで私共に求められている21世紀の課題は、我々の先達が育んできた「他人を思いやり、感謝する心」を取り戻すことではないでしょうか。

  裏千家ホームページは、日本の心である茶道とは何かを求めて訪れる方々にいつでも多くの情報をお伝えできるよう準備しているつもりです。
  アクセスしていただいた方々のお一人お一人が茶道を正しく理解して頂けることを願っております。



プロフィール

  昭和31年、京都府生まれ。臨済宗大徳寺管長・僧堂師家 中村祖順老師のもとで参禅得度、斎号『坐忘斎』を受く。祖順老師没後、妙心寺盛永宗興老師のもとで参禅。平成14年12月鵬雲斎家元の跡を継ぎ、裏千家家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。

  現在、一般財団法人今日庵理事長、一般社団法人茶道裏千家淡交会理事長、学校法人裏千家学園茶道専門学校校長。









利休居士第15代
前家元


鵬雲斎 千 玄室

  茶道は芸術性、宗教性、哲学性、社交性といったすべてのものを包み込む、まれに見る総合的な文化であります。
  私は、この60有余年「一碗からピースフルネスを」という言葉を掲げて、この茶道のこころを国内外を問わず 世界中の人々に伝えるために努めてまいりました。
  このインターネット・ホームページを通じて、茶道の伝える「和敬清寂」の理念が本当の意味での世界人類共通の願いである平和と幸せのために少しでも役立つことが出来ればと念じております。



プロフィール

  大正12年、京都府生まれ。同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。昭和24年、大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修行得度、斎号『鵬雲斎』安名『玄秀宗興』を受け若宗匠となる。昭和39年10月、裏千家第15代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。平成14年12月、嫡男千 宗之に家元を譲座し、汎叟千 玄室大宗匠。(哲学博士、文学博士)

  「一碗からピースフルネスを」の理念を提唱し、道・学・実をもって世界60数か国を300回以上歴訪し、茶道文化の浸透・発展と世界平和の実現に向けた活動を展開している。裏千家の海外拠点は34か国・地域107箇所となり、昭和45年に設立の茶道留学制度により42か国から約400名の修道生を受入。
  中でも平成12年及び平成22年には国連事務総長、各国の国連代表らが出席の下、国連総会において、平成19年及び平成25年には米国上下両院議会において、また平成23年には太平洋戦争発端の地、ハワイ真珠湾のアリゾナ・メモリアルにおいて、平成24年にはユネスコ本部において、平和祈念献茶式を厳修した。
  現在、一般社団法人茶道裏千家淡交会会長、ユネスコ親善大使、日本・国連親善大使(外務省)、
日本国 観光親善大使(観光庁)、公益財団法人日本国際連合協会会長、公益財団法人ロータリー日本財団理事長、公益財団法人日本オリンピック委員会名誉委員、公益財団法人京都市国際交流協会理事長、京都市生涯学習総合センター所長、公益社団法人日本馬術連盟会長、更に、平安女学院名誉学院長、京都大学大学院特任教授、大阪大学大学院客員教授、中国芸術研究院芸術顧問、中国・天津商業大学裏千家茶道短期大学学長、同・南開大学顧問教授、同・浙江大学名誉教授、ハワイ大学教授等100以上の公職、役職を持つ。平成3年、外国人として初の論文審査による哲学博士号を南開大学より授与され、平成20年、韓国・中央大學校より文学博士号を授与される。また世界の大学で日本文化・茶道の講座を多数開設し、内外多くの大学より名誉学位及び博士号を受けている。

  紫綬褒章、藍綬褒章及び文化功労者国家顕彰、勲二等旭日重光章、文化勲章を受章。海外でもレジオン・ドヌール勲章オフィシエ(フランス)、独立勲章第一級(UAE)、大功労十字章(ドイツ)、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団最高位大十字騎士(カヴァリエ)勲章、文化交流貢献賞(中国)、国際ロータリー栄誉賞他、各国より多数受章。
  妻 登三子 (平成11年逝去、68歳)。