茶道資料館 展覧会

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令和7年新春展

やきもの巡り③

-和歌山・奈良・三重編-

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 中世以降、日本各地に数多くの陶磁窯が誕生しました。日本六古窯をはじめ、日本を代表する窯業地へと発展した窯から、近世後期の開窯ラッシュ期に築かれた小窯に至るまで、その数は数百にも及ぶと言われています。
 そこで、近畿各地において、中世から近世後期に生産されたやきものを中心に、「ご当地のやきもの」を紹介する展覧会をシリーズ化して開催してきました。
 第1回「京都・滋賀編」、第2回「大阪・兵庫編」に続き、このたびは和歌山・奈良・三重の16窯を取り上げ、諸窯の特徴・魅力を歴史的背景とともに紹介します。



主な展示作品

和歌山
偕楽園焼
色絵染付龍鳳文瓢形振出
仁阿弥道八作
三重
四日市萬古
色絵眠り猫置物 富士士郎作
四日市市立博物館蔵
三重
三重県指定文化財
伊賀焼
耳付水指 銘 鬼の首
石水博物館蔵
和歌山
南紀男山焼
交趾写二彩獅子形屛風挟 「仙馬」印
和歌山県立博物館蔵
和歌山
清寧軒焼
赤楽茶碗 銘 福禄寿
和歌山県立博物館蔵
奈良
赤膚焼
奈良人形写翁香合 奥田木白作
滴翠美術館蔵
撮影:竹前朗

展覧会イベント

〔和歌山・奈良・三重に因んだ和菓子・茶碗での呈茶〕 ※予約優先 

展覧会期間中は、呈茶席で和歌山・奈良・三重に因んだ和菓子(一種)を時期に合わせ入れ替えてご用意します。
【開催日】平日と土曜日・祝日(振替休日除く)、3月30日(但し3月27日・28日はありません)
【料 金】一般1,000円(要別途入館料)メンバーシップ校の方800円(入館は無料)
三重県:花乃舎
銘「桃襲(ももかさね)」
※画像は一例です

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〔やきもの巡り・お菓子めぐり〕※事前予約制

学芸員による展示解説と3県の和菓子(三種)を一度にお楽しみいただける呈茶のイベントを開催します。
【開催日】 2025年2月5日(水)・ 3月15日(土)
【時 間】 ①10時~ ②14時~(呈茶含めて約1時間30分)
【定 員】 各回20名
【料 金】 2,000円(入館料含む・各種割引対象外)
※開催日・開催時間は変更になる場合があります

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