令和4年 館蔵品展

裏千家をまなぶ小展示


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2階陳列室において、館蔵品を紹介する夏季の小さな企画展。本展では、江戸時代後期の裏千家の歴代家元を取り上げます。天明8年(1788)に発生した大火への罹災後、裏千家の再建に尽力した9代不見斎(ふけんさい)や10代認得斎(にんとくさい)、そして大規模な増改築によって現在の建築的基盤を築いた11代玄々斎(げんげんさい)に関連する作品を紹介します。また、館蔵品の中核ともいえる14代無限斎(むげんさい)の実弟・井口海仙(いぐちかいせん)旧蔵の茶道具を展示します。

 
会期   令和4年9月15日(木)~12月4日(日)
前期 9月15日(木)―10月23日(日)
後期 10月26日(水)―12月4日(日)
開館時間    午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日   月曜日(但し祝日は開館、翌日休館)、第2・4火曜日
入館料   一般1,000円、大学生600円、中高生350円
小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、展示室の入室制限を設けます。
ホームページ・電話で予約していただいた方の入館を優先します。
呈茶   500円(大学生以下300円、要別途入館料)
平日と一部土・日・祝日に開催

主な展示作品 ※作品リストはこちら

寒雲亭襖絵写し 六面の内四面  鶴澤探泉筆

四方釜  千家3代宗旦好  西村九兵衛作

竹茶杓  銘 皎々 13代円能斎作


消息 狩野宗朴宛  9代不見斎筆


円相「色即是空 空即是色」  井口海仙・晦巌常正合筆

【展覧会イベント】
自分で抹茶を点(た)てる体験:体験料:1000円(要別途入館料・呈茶料)
呈茶の後の体験となります。立礼(りゅうれい)棚を用いた点前をご覧いただき、椅子席で作法の説明を聞きながら抹茶と和菓子をお召し上がりいただきます。その後ご自身で抹茶を点て、干菓子と共に自服(自分で点てたお茶を飲む)をする体験です。(呈茶:約30分、体験:約30分)
1名からでも、安心してご参加できます。1日1回、11時からの開催です。