裏千家をまなぶ小展示

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2階陳列室において、館蔵品を紹介する夏季の小さな企画展。本展では、江戸時代後期の裏千家の歴代家元を取り上げます。天明8年(1788)に発生した大火への罹災後、裏千家の再建に尽力した9代不見斎(ふけんさい)や10代認得斎(にんとくさい)、そして大規模な増改築によって現在の建築的基盤を築いた11代玄々斎(げんげんさい)に関連する作品を紹介します。また、館蔵品の中核ともいえる14代無限斎(むげんさい)の実弟・井口海仙(いぐちかいせん)旧蔵の茶道具を展示します。
主な展示作品 ※作品リストはこちら
![]() 寒雲亭襖絵写し 六面の内四面 鶴澤探泉筆 |
![]() 四方釜 千家3代宗旦好 西村九兵衛作 |
![]() 竹茶杓 銘 皎々 13代円能斎作 |
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![]() 円相「色即是空 空即是色」 井口海仙・晦巌常正合筆 |
【展覧会イベント】
自分で抹茶を点(た)てる体験:体験料:1000円(要別途入館料・呈茶料)
呈茶の後の体験となります。立礼(りゅうれい)棚を用いた点前をご覧いただき、椅子席で作法の説明を聞きながら抹茶と和菓子をお召し上がりいただきます。その後ご自身で抹茶を点て、干菓子と共に自服(自分で点てたお茶を飲む)をする体験です。(呈茶:約30分、体験:約30分)
1名からでも、安心してご参加できます。1日1回、11時からの開催です。