開館35周年記念 秋季特別展

茶の湯の名碗

今秋の展覧会は開館35周年を記念し、茶の湯の名碗を取り上げます。
茶碗は茶の湯のなかで茶を飲む器であるだけではなく、客が直接手にして鑑賞できる重要な道具といえます。また、名碗と呼ばれてきた茶碗にはその美しさや個性に加え、由緒やそれにまつわる逸話も多く残っています。
本展覧会では、このような背景を踏まえ、古今の茶人たちが愛してやまなかった茶碗の魅力を紹介いたします。

 
会記   平成26年10月10日(金)-  12月7日(日)
前期 10月10日(金) - 11月9日(日)
後期 11月11日(月) - 12月7日(日)
開館時間    午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館と呈茶は午後 4 時まで)
休館日   月曜日(但し祝日と12月1日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)
入館料   一般1000円、大学生600円、中高生350円
小学生以下及びメンバーシップ校の方は無料、20名以上団体割引
呈茶   展示期間中、入館者には季節の和菓子と抹茶を一服差し上げております(10時~16時。20名以上団体の場合は要電話予約)。
後援 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、
京都市内博物館施設連絡協議会

主な作品

赤楽茶碗 銘 白鷺 長次郎作 今日庵蔵(前期)
重要文化財 志野茶碗 銘広沢 湯木美術館蔵
重要文化財 唐津茶碗 銘三宝 和泉市久保惣記念美術館蔵(後期)


重要文化財 耀変天目ようへんてんもく 前田家伝来 MIHO MUSEUM蔵(後期)

重要文化財 赤楽茶碗 銘太郎坊 長次郎作 今日庵蔵(後期)
重要文化財 瀬戸黒茶碗 銘小原木おはらぎ 不審菴蔵
重要文化財 赤楽茶碗 加賀光悦 本阿弥光悦作 相国寺蔵
重要文化財 色絵鱗波文茶碗 野々村仁清作 北村美術館蔵
重要美術品 井戸茶碗 宗及井戸
紅葉呉器茶碗 泉屋博古館分館蔵
他約70点。11月10日に一部陳列替をいたします。


展覧会期間中の催事

〈茶道資料館コンサート〉
“深まり行く秋、歌のつばさに乗って”

ソプラノ:西側槙里子・オーボエ:呉山平煥・チェロ:佐藤響ひびき、
・日 時:11月7日(金) 開場午後6時・開演午後6時30分~(約40分)
・会 場:裏千家センター1階講堂
(入館料のみ。1週間前までに電話またはFAXで予約。先着100名)

~夜間延長のお知らせ~
通常午後4時30分で閉館のところ、コンサート当日のみ展覧会の開館時間を午後6時20分まで延長し、コンサート終演後も約30分開館いたします。
日中お忙しい方は、コンサート日にあわせて展覧会をご鑑賞下さい。

 

[ 茶道体験コーナー ]
〈初めての方のための茶道体験〉
展覧会期間中のみ初心者の方を対象とした茶道体験コーナーを設けています。
講師による分かりやすい指導のもと、いすに座る立礼(りゅうれい)で点前を行い、挨拶の仕方やお菓子の食べ方、お茶の点て方、飲み方を体験。展覧会での鑑賞と茶道体験を通じて日本の文化を体感してみませんか。
 ○10時、11時、13時、14時、15時から1回約1時間12名まで。
 ○1週間前迄に要電話予約 入館料のみ