令和8年 特別展

「玄々斎 ―裏千家十一代家元 精中宗室居士百五十回忌記念―」

 

 令和8年は裏千家十一代家元・玄々斎精中宗室(1810~77)の百五十回忌にあたります。本展はこれを記念して、玄々斎の功績や、その活動を支えた人物との交流を紹介します。
 玄々斎は、三河国奥殿藩四代藩主松平乗友(1760~1824)の子として生まれました。十歳で裏千家十代認得斎の養嫡子となり、認得斎の死去にともなって認得斎の長女萬地(1810~45)と結婚、文政9年(1826)に裏千家十一代家元を継承しました。幕末から明治にかけて世相が大きく変化する時代に、家元として当時の茶道界を担って活躍した玄々斎は、裏千家中興の時代を築いた人物として広く知られています。伝来の文物を研究して保存することの重要性を説く一方、明治維新後の外国文化の流入に合わせて、椅子を用いた立礼式の点前を考案するなど、日本文化の適応性を内外にアピールしました。
 本展覧会では、玄々斎に関連する茶道具や書画などを展示し、その生涯を紹介することで、伝統を継承する一方、新しい時代に呼応して現代につながる茶の湯を展開させ、近代茶道発展の基盤をつくった玄々斎の遺徳を偲びます。

 
会期   令和8年9月29日(火)~ 12月6日(日)
前期:9月29日(火)~ 11月1日(日)
後期:11月3日(祝・火)~ 12月6日(日)
開館時間    午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日   月曜日(但し、祝日の場合開館、翌火曜日休館)
入館料   一般 1,000 円、大学生 600 円、中高生 350 円
小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料
呈茶   一般1,000円(要別途入館料)
メンバーシップ校の方800円(入館は無料)
開館日に開催
詳細は、予約サイトまたはスケジュールをご覧ください(準備中)

予約優先制ですが、定員に達していない時間帯であれば予約なしで受付可能です

主な展示作品


玄々斎肖像画
三田村宗龍画 牧宗宗寿賛
今日庵蔵

横物「和敬清寂」
玄々斎筆
今日庵蔵

蛤香合 玄々斎好
狩野永納筆 東福門院より宗旦拝領
今日庵蔵

羽衣棗 五器の内   玄々斎好
八代 中村宗哲作

今日庵蔵

竹二重切花入 銘友白髪
玄々斎作
今日庵蔵

黒飴釉長茶入 銘鷲の山
野々村仁清作
今日庵蔵

菊泉香合 玄々斎好
樂慶入作

今日庵蔵

雪輪瓦 玄々斎好
茶道資料館蔵