令和7年 新春展

やきもの巡り③
-和歌山・奈良・三重編-
ダウンロード

 中世以降、日本各地に数多くの陶磁窯が誕生しました。日本六古窯をはじめ、日本を代表する窯業地へと発展した窯から、近世後期の開窯ラッシュ期に築かれた小窯に至るまで、その数は数百にも及ぶと言われています。
 そこで、近畿各地において、中世から近世後期に生産されたやきものを中心に、「ご当地のやきもの」を紹介する展覧会をシリーズ化して開催してきました。  第1回「京都・滋賀編」、第2回「大阪・兵庫編」に続き、このたびは和歌山・奈良・三重の16窯を取り上げ、諸窯の特徴・魅力を歴史的背景とともに紹介します。

 

 
会期      2025年1月7日(火)~3月30日(日)
     ※会期中に一部作品の入れ替えを行う場合があります。
開館時間       午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日      月曜日(但し、祝日は開館、翌火曜日休館)、
     第1・3火曜日(但し、1月7日は開館)
入館料      一般700円、大学生400円、中高生300円、
     小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料
呈茶

     一般1,000円(要別途入館料)
     メンバーシップ校の方800円(入館は無料)
     平日と土曜日・祝日(振替休日除く)、3月30日に開催
     (但し3月27日・28日はありません)

     予約優先制ですが、定員に達していない時間帯であれば予約なしで受付可能です。

 

主な展示作品 ※作品リストはこちら 日本語/EN

和歌山 偕楽園焼 色絵染付龍鳳文瓢形振出 仁阿弥道八作

和歌山
偕楽園焼
色絵染付龍鳳文瓢形振出
仁阿弥道八作

 

三重
四日市萬古
色絵眠り猫置物 富山士郎作
四日市市立博物館蔵

三重
三重県指定文化財
伊賀焼
耳付水指 銘 鬼の首
石水博物館蔵

和歌山
南紀男山焼
交趾写二彩獅子形屛風挟 「仙馬」印
和歌山県立博物館蔵

和歌山
清寧軒焼
赤楽茶碗 銘 福禄寿
和歌山県立博物館蔵

奈良
赤膚焼
奈良人形写翁香合 奥田木白作
滴翠美術館蔵
撮影:竹前朗

 

 


展覧会イベント 

〔和歌山・奈良・三重に因んだ和菓子・茶碗での呈茶〕 ※予約優先 

展覧会期間中は、呈茶席で和歌山・奈良・三重に因んだ和菓子(一種)を時期に合わせ入れ替えてご用意します。
【開催日】平日と土曜日・祝日(振替休日除く)、3月30日(但し3月27日・28日はありません)
【料 金】一般1,000円(要別途入館料)メンバーシップ校の方800円(入館は無料)

三重県:花乃舎製 銘「桃襲(ももかさね)」 ※画像は一例です

 

 

〔やきもの巡り・お菓子めぐり〕※事前予約制

学芸員による展示解説と3県の和菓子(三種)を一度にお楽しみいただける呈茶のイベントを開催します。
【開催日】 2025年2月5日(水)・ 3月15日(土)
【時 間】 ①10時~ ②14時~(呈茶含めて約1時間30分)
【定 員】 各回20名
【料 金】 2,000円(入館料含む・各種割引対象外)
※開催日・開催時間は変更になる場合があります