令和4年 秋季特別展

裏千家の茶趣
―歴代宗匠の茶道具・書画を通して―


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千利休はわび茶を基調とした茶の湯の工夫に努めました。その創意工夫により示された茶の境地は、今日にいたるまで受け継がれています。本展では、裏千家歴代による自作の茶道具や書画を展示し、その茶趣を紹介します。

茶席で使用される茶道具や書画には、歴代家元の創意を汲んで職家が制作したものや、本来別の用途があったものを茶道具に見立てたものなどがあります。とりわけ心のおもむくままに作られた手造りの茶道具には、その人ならではの好みや趣向がおのずから表出しています。利休以来、歴代の手によって生み出された茶道具や書画から、茶の理念を探るとともに、裏千家の歴史をたどる展観とします。

 
会期   令和4年9月15日(木)~12月4日(日)
前期 9月15日(木)―10月23日(日)
後期 10月26日(水)―12月4日(日)
開館時間    午前 9 時 30 分~午後 4 時 30 分(入館は午後 4 時まで)
休館日   月曜日(但し祝日は開館、翌日休館)、第2・4火曜日
入館料   一般1,000円、大学生600円、中高生350円
小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、展示室の入室制限を設けます。
ホームページ・電話で予約していただいた方の入館を優先します。
呈茶   500円(大学生以下300円、要別途入館料)
平日と一部土・日・祝日に開催

主な展示作品 ※作品リストはこちら

竹尺八花入  利休作  今日庵蔵
出陳期間 9/15~10/2

赤茶碗  銘且緩緩  坐忘斎作  今日庵蔵

 


竹釣舟花入  銘 横雲  宗旦作  今日庵蔵

 


赤茶碗  銘 門外不出  六閑斎作  今日庵蔵

桶型水指  認得斎作  今日庵蔵

兜巾香合  又玅斎作  茶道資料館蔵