レッスン風景

裏千家川崎教室


レッスン風景6

[稽古の状況・感想]

 昨年10月から始まった初心者教室も、3月が最後の月です。今月は濃茶の体験とゲーム感覚で楽しめる『花月』、総復習、茶会(許状授与式)です。

 2月までは、薄茶のお点前の稽古を行ってきましたが、最終月である3月はお茶の世界の奥深さやバリエーションの広さを感じさせてもらえる内容でした。私は、茶道のお茶に「薄茶」「濃茶」という種類がある事や、五人一組で札を取って主客交代を伴う方法(花月)があるという事は全く知りませんでした。(花月の日は、私は所用でお休みしてしまったのですが…) 茶道は奥深く幅広いので、知れば知るほど、楽しみが用意されている世界なのだと感じています。

 そして、最終日はお茶会と許状授与式です。人生で初めてのお茶会です(笑) A・B・Cの各コースの人達が一同に会して、先生方のお点前で練って(点てて)頂いた濃茶と薄茶を、受講生皆で頂戴した後に、入門・小習・茶箱点の許状を頂きました。

 教室はこれで終わりですが、そのまま稽古を続けられる方がほとんどで、その他の方も将来的にまた再開したいと前向きに検討されているようでした。

 軽い気持ちから申し込んだこの教室でしたが、楽しくお稽古できただけでなく、自分なりに色々な気付きも得られました。お稽古を通して、半年間、とても有意義に過ごせたと思っています。

人生で初の濃茶です!!

先生のお点前で濃茶を頂きます。

先生のお点前で薄茶を頂きます。

許状授与式です。頑張りました!!

みんなで記念撮影です。
半年間、ありがとうございました!!


レッスン風景5

[稽古の状況・感想]

 棚を使ったお点前の稽古が始まりました。丸卓(まるじょく)と更好棚(こうこうだな)という二種類の棚を使った稽古を行います。

 棚を使ったお点前は、前回までとは少し事前の状況や所作が変わってきます。 お点前に入る前に、棗と水差しをあらかじめセットしておいたり、お点前の最後の方で、柄杓と蓋置き・棗を棚に飾り付けたりします。棚の種類によって飾り付けの時の柄杓の置き方が微妙に変わってきます。これは陰陽五行説から来る考え方のようです。歴史や東洋思想に興味持っている人は、道具や所作の背景を深堀りしていくと、かなり楽しめると思います。

 新しい道具が増えると憶える事も増えます。その為、お点前がうまく行かずに戸惑うこともありますが、先生がうまくナビゲートしてくれるので、失敗しても楽しみながらお稽古できます。

 稽古が終わった後に他の生徒さんと、うまく行かなかった事について、お喋りしながら帰るのも楽しいです。「帛紗が言う事聞かなくて…(笑)」、「水差しの蓋が転がっちゃって!!」こんな内容の事を喋りながら帰ります。これは、グループレッスンならではの楽しみだと思います。

棚に水差しと棗をセットしておきます。

棚の上に道具を飾り付けます。
綺麗にセットできそうです。

頑張ってお茶を点てています。

「大丈夫です。まだ足は痺れていません(笑)」

棗を清めています。


レッスン風景4

2017年01月07日(土)川崎 メゾン柏教室(Cコース)
稽古 11日目
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[稽古の状況・感想]

 風炉・薄茶・運び出し・拝見の稽古です。
 年が改まって、最初のお稽古です。昨年の最後の稽古から少し時間が空いたので、柄杓の扱い方や道具の配置等忘れてしまっていることも多くありましたが思い出しながら、稽古に臨みました。
 今年も楽しくお稽古できそうです!!

先生の指導の下、綺麗に帛紗を裁きます。

キチンと道具を配置できました。

2017年01月14日/21日(土)川崎 メゾン柏教室(Cコース)
稽古 12・13日目
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[稽古の状況・感想]

 風炉・薄茶・運び出し・拝見の稽古です。
 この教室で茶道をやり始めて、正座をする時間が以前より増えました。最初より慣れてきて、以前より長く正座をしていられるようになりました。が、自分の場合、拝見や問答の時に足がしびれてきます。最初から最後まで正座していられるようになるにはもう少しお稽古が必要なようです。
 説明を聞いている時等は、先生から「足を崩してもいいですよ」と言われますが、茶室にいると正座したくなってしまいます。(笑)

スムーズにお点前が進んでいます。

問答の稽古です。足が痺れていても頑張ります!!

美味しくお茶を頂いています。


レッスン風景3

2016年12月3日/10日(土)川崎 メゾン柏教室(Cコース)
稽古 8・9日目
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[稽古の状況・感想]

 風炉・薄茶・運び出しの稽古です。
 早く柄杓を手懐けて、格好良く扱えるようになりたいのですが、中々うまくいきません。自分の場合、扱う以前の問題で柄杓を運んでくる段階で既に悪戦苦闘しています。(;^_^A アセアセ・・・
 柄杓を建水の上に置いて部屋に持って行きますが、その時、滑らせて柄杓を落としてしまいます。ほんの数歩の距離ですが、この短い距離が中々緊張します。首尾よく運んでこれて、居住まいをただすとヤレヤレ…C=(´。`) と、ちょっとホッとします。
 (ここで更に気を引き締めなくてはいけないのでしょうが…笑)
 一つ一つの所作に加え、道具の配置についても、先生がとても細かく丁寧に指導してくれます。良い緊張感の中で稽古をさせていただいています。

棗と茶碗を水差しの前に置きます。

鏡柄杓です。なかなかカッコよいです。

2016年12月17日(土)川崎 メゾン柏教室(Cコース)
稽古 10日目
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[稽古の状況・感想]

 薄茶点前の稽古に加え、棗・茶杓の拝見と問答が加わりました。何も知らない私は「問答」と聞いて、「議論をするのかな…」と少し気構えていたのですが、議論ではなく、客と亭主の和やかなコミュニケーションでした。道具やそれに関連する知識が深まれば、より茶道を楽しめそうです。
 今年のお稽古は今日が最後。カリキュラムも半分が過ぎました。細かくガイドしてくださる先生の言葉どおりに動くだけで精一杯ですが、一人でかっこよく動けるようになると、茶道はとても楽しいと思います。

丁寧な指導のおかげで、だんだん
動けるようになってきました (^_^)v

今年最後のお茶です。美味しかったです♪

棗の拝見です。道具の知識が増えると、とても楽しめそうです。


レッスン風景2

2016年11月5日(土)稽古5日目
[稽古の状況・感想]

 「盆略点前」の練習です。
 水屋で必要な道具を並べ、順番に取りに行き、お茶を点ててお客に飲んでいただきます。割り稽古を一通りこなしてきたとは言え、瓶掛の前にお盆を置いたら、「次は何するんだっけ?」という状態で、頭の中はパニックです。先生の丁寧なご指導のおかげで、なんとか動けますが、自分一人だと完全に静止してしまいます(笑)

 ですが、「自分の点てたお茶を、人に飲んでもらう」という事が、こんなに楽しいとは思っていませんでした。また、水屋での「道具を整然と順序正しく並べる」という、この考え方はビジネスの現場でもとても有用に思います。色々と新しい発見をさせていただきました。

道具の位置についてのご指導。

お茶碗にお湯を注ぎます。
ここまで長い道のりでした…(笑)

2016年11月26日(土)稽古7日目
[稽古の状況・感想]

 柄杓を使ったお稽古が始まりました。使う道具も盆略点前より増え、憶える事も増えました。稽古前は、柄杓を扱う自分を想像して「おぉっ、なんか、カッコいいぞ。自分!!」等という妄想をしていたのですが、甘かったです…
 先生にとても丁寧にご指導いただいたのですが、その扱い方に四苦八苦。一気にハードルが上がった感があります。

 ですが、先生方のおかげで、終始和やかな雰囲気で稽古が進み、大変ではありましたが、とても楽しく稽古をさせていただきました。

前回までとの違いを説明いただいている時にお写真を♪

柄杓の扱いです。難しい…

お湯を注ぎます。これも、また、難しい…


開 講

 「茶道ってどんな感じなのかな?」という割と軽い気持ちで申し込んだのですが、稽古場に入った時、少し大げさかも知れませんが「別世界に来た」という感じがしました。

 人をもてなす為に、これだけ綺麗に整えられて、且つ、居心地よさを感じる空間はなかなかありません。「来た甲斐があったな…」これが茶室に入った時の私の素直な感想です。

 初回のお稽古では、持ち物の確認から、真行草のお辞儀、席入り、お菓子やお茶の頂き方、帛紗のたたみ方等をご指導いただきました。

 多くのことを教えていただき、普通なら頭を抱えるところでしょうが、先生方の柔らかい雰囲気のおかげか、とても楽しい時間を過ごせました。

コースの皆さんと写真。
これからよろしくお願いします。

お菓子がきました。 とても美味しそうです♪

2016年10月15日(土)裏千家 川崎教室(Cコース)
稽古2日目
[稽古の状況・感想]

 帛紗捌き、棗と茶杓の清め方、茶碗の清め方等を教えて頂きました。棗や茶杓に触れるのは初めてだったため、先生から棗や茶杓の扱い方を教えてもらった時、「道具は大切に扱わなくては」と改めて感じさせられました。

 カリキュラムに「割稽古」と書かれたのですが、「割稽古ってなに?」と思ってました。作法を部分部分に分けて、一つずつを稽古することだったんですね。こういう超素人の私に対しても、先生が丁寧に教えてくださったおかげで、大変ではありましたが、楽しく稽古をさせていただきました。

帛紗を捌いてます。 ガンバッテ!!

お菓子です。
キチンと懐紙にのせたら、イタダキマース (^Q^)

お茶を点てています。程良い泡を立てるのって難しい…(゜ー゜;A


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