レッスン風景

ロイヤルパインズホテル浦和教室


ロイヤルパインズホテル浦和教室

 2022年3月23日は許状授与式が行われ、10月から始まりましたお稽古の最後の日となりました。
 忙しい日々の中、季節の移り変わりに気づかない日常ですが、お稽古の都度、茶花や菓子を愛でることで春を感じられるようになりました。

 半年間、コロナ感染拡大の中でのお稽古でしたが、徹底した感染予防が実施され、一度もお稽古が中止されることもなく無事全員が最終日を迎えることができました。
 許状授与式では、淡交会埼玉県支部青木宗芳幹事長より一人ひとりに許状とお言葉をいただきました。
 当日、お仕事の都合で間に合わない方がいらっしゃいましたが、全員で修了したいとの思いを受け止めてくださった先生方と一緒に全員で記念撮影を致しました。

撮影時のみマスクを外しています。

これからは、茶道を続ける方、一時お休みする方と様々ですが、このお稽古を通じて知り合った方々とのご縁を大切にしていきたいと思います。
 感染拡大の中、本日を迎えられ、先生方には心より感謝申し上げます。


レッスン風景3

 お点前に少し慣れてきた頃、手順を追うばかりで一つ一つの所作が疎かになっていたのですが、先生から所作を意識するようにとご指導をいただき、落ち着いてお点前に臨めるようになりました。
 お点前の前に行う割稽古も、全員真剣です。

 お点前の最後は亭主と客で挨拶をして、問答が始まります。「お棗は?」「お茶杓のお作は?」…  まだまだ緊張のためか、次に伺う事を忘れてしまうこともありますが、先生の優しいお言葉で前に進んでいけます。

 茶花からは自然に咲いているような楚々とした雰囲気が感じられます。「花は野にあるように」という野に咲く花の命を尊び、自然に咲く花の姿こそ美しいとする心が表現されているそうです。
 2021年最後のお稽古日はクリスマスイブでした。いつも素敵なお菓子ですが、この日はクリスマスをイメージしたお菓子をいただきました。また、茶花もクリスマスをイメージしたものになっており、侘び寂びの中にも遊び心を感じました。


レッスン風景2

 早くも11月となりました。お稽古には少し慣れてきましたが、先生のご指導のもと、丁寧に、心を込めてお茶を点てさせていただいております。毎週の楽しみであり、普段の生活では味わえない快い緊張を体験させていただいております。

 やはり基本が重要です。お点前の順番を待っている間も一緒に帛紗の扱いを練習したり、歩き方を確認したりする等、常に真剣に取り組んでいます。真剣過ぎて「出来た~!」と飛び上がって喜ぶ姿も度々見られる光景です。

 釜と柄杓を使用したお稽古も始まりました。柄杓の扱いは、一見簡単そうに見えましたが、実際は持ち方や置き方が難しく、先生のお声に導かれながら一つ一つ覚えるように努力しております。


レッスン風景1

 待ちに待ったお教室がスタートしました。先生方にお言葉をいただき、茶道への気持ちを新たに一人ひとりがお稽古に邁進することを誓いました。
 2時間のお稽古は、あっという間に過ぎてしまう程全員が集中しておりました。
 基本に忠実に、何度も繰り返し練習しています。足運び、歩く姿勢、先生方は流れるような美しい動作ですが、受講者のロボットのような動作に教室全体に笑いがこぼれ、緊張がとけました。
 受講者の仲は大変良く、受講者同士でも教え合い、出来た時は嬉しくて「出来た!」と思わず叫んでしまうこともあります。

 盆略点前の稽古では、先生方に一つ一つ声をかけていただき、お茶を点てることが出来ました。まだまだぎこちないですが、先生方の優しく丁寧なご指導と笑いの絶えないお稽古は楽しく一週間が待ち遠しい思いです。
 また、お花とお菓子は、お稽古の楽しみの一つです。
 これから初心を忘れず茶道の心を大切にして行きたいと思います。


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