レッスン風景

ホテルニューオータニ博多教室


レッスン風景2

 楽しみにしていたお稽古の時間。
大人になってからの学びは、自分と向き合う貴重な時間でとても幸せなことだと改めて感じています。
 教室に入り、それぞれにお軸、お花を拝見して、時間まで雑談をする等、受講者の皆さんとも少しずつ打ち解けてきた気がして、心穏やかにお稽古を始められます。
また、先生の楽しいお人柄や、お着物も素敵です。

 11月からは柄杓の扱い方を学ばせていただきました。
 引き続き帛紗捌きは、丁寧に綺麗に見えるよう毎回幾度となく稽古の時間をいただきます。点前は全員順番に、席入りから水指、茶碗、棗、建水の運びだしからはじめますが、手の角度や持ち方も意識を置かないと、すぐに自己流になってしまいます。
 新しく柄杓の扱いが入り、左手、右手と持ち変えが難しいですが、何度も繰り返し練習します。竹で出来た柄杓は、持ちやすく、水を注ぐ音も素敵です。
 今月も季節を感じる美味しいお菓子とお茶をいただいて、気を抜く暇なく毎回2時間があっという間に過ぎていきます。


レッスン風景1

 私は旅行が好きで、国内旅行で日本庭園や、寺社仏閣に行った際に、お抹茶をいただく時間や空間が大好きでした。いつか茶道を習ってみたいと思い数年、こちらの「初心者のための茶道教室」に興味を持ち、申し込みさせていただきました。

 ワクワクしながら初回のお稽古へ向かい、お着物を着た先生方に迎えていただき、次々と生徒さんも集まり、楽しくなりそうな雰囲気!でほっとしました。
 教室はホテルニューオータニ博多の中のとても素敵な茶室。入った瞬間更に楽しみになりました。

 お稽古は、懐中物の説明から、お辞儀の仕方、襖の開閉、立居振舞い、席入りの仕方など。今まで意識せずにしていたことも、茶道となると美しい所作に。ですが、いざしてしてみると難しい。手取り足取りとはこのこと!とても勉強になります。
 そして「帛紗捌き」を初めて体験しました。さらさらっと出来たらとっても美しいんだろうなと頭でシュミレーションして臨み、現実はやはりぎごちなく…。先生が何度となく教えてくださいました。練習あるのみですね。

 初日の最後は お茶を点てる体験を。それっぽく泡立ちましたが難しい。美しい所作の裏には沢山の学びと努力があるのですね。そんな茶道のスタートに立てて嬉しいです。

 2回目は大変残念ながらお仕事の都合でお休み。1週空けて3回目のお稽古も時間いっぱい学びがありました。お軸一つにしても意味があり、とても素敵な世界だなぁと感動してしまいます。棗、茶杓の清め方等も、丁寧に教えていただき、お茶をたてるまでの作法も新しい学びばかりです。秋を感じながらお茶とお菓子をいただく時間がとても有意義に感じます。生活の中に日本の伝統文化に触れる機会があるというのはとても幸せなことですね。
 先生には分かりやすく丁寧に工夫して教えていただき、分からないことを素直に聞けてありがたいです。11月のお稽古も楽しみです。


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