レッスン風景

裏千家北海道茶道会館教室


レッスン風景4

 3月23日閉校式が行われ、許状をいただきました。

 閉校式では脇床のお軸より「稽古とは一より習い十を知り、十より返るもとのその一」から「繰り返し習うことで、新しい事を発見したり好きなもの見つけたり出来ましたでしょうか?どうか長い目で茶道の楽しみを探して楽しんでください」と先生からお話がありました。

 床には、「三級浪高魚化龍」というお軸が掛けられていました。人生には幾つもの関門があり学び精進努力すれば必ず成就する、絶え間ない努力こそ本来尊いものであるとのこと。誠に励まされます。

 6か月の最後として、受講者のためにとお茶会を開いていただきました。先生に点てていただいたお茶をとても美味しくいただきました。

 6か月はあっという間に過ぎ、今日が最後かと思うと名残惜しかったです。

 それぞれの受講者は、この6か月茶道を通して色々学んだ事を糧に次に進んで行きます。先生方には感謝しかありません。


レッスン風景3

 クリスマスも近くなり、床にとても可愛らしいお軸とサンタのお帽子、それに素敵なオルゴールが飾られていました。受講者の皆さんが拝見するたびに感激の声がなり響いて、とても楽しい1日に成りました。お菓子は聖誕夜という銘のきんとんで、これもクリスマスらしく可愛らしかったです。
 お稽古では、薄茶の拝見と問答を教えていただきました。棗、茶杓のお作など初めて聞く言葉ばかりでしたが茶道の奥深さを感じられる場面だなと思いました。


レッスン風景2

 11月は炉開きがありました。
 ※「初心者のための茶道教室」は年間を通して風炉で行っています。
お床に新茶の壺、紐が難しそうに結んでありました。お菓子は亥の子餅、火を防ぐことに加えて子孫繁栄の意味があるのだそうです。
 11月のお軸で印象に残ったものは「日々是好日」。過去、現在、未来、日々良きも悪きもいつも前向きで良い日ということだそうです。とても良い言葉で心にしみました。ポジティブは自分次第なんだな、お稽古に来て本当に良かったと思いました。
 また、柄杓の扱いをご指導いただきました。
3つの柄杓の扱いはどれも難しく、合の角度、右手の指の位置など、上手く出ません。ですが「茶道やってる!」というワクワクした感覚があり、難しいけれど楽しかったです。


レッスン風景1

 初回のお稽古は、2グループに分かれてご指導いただきました。
 初心者の方が多く、帛紗の扱い方では手の持つ位置や方向など、皆さん思うようにいきませんでしたが、先生方は根気強く優しく教えてくださり、頭が下がる思いでした。
 他にも襖の開け方、にじり方、足さばき、座り方立ち方など、学ぶことが多かったのですが、先生は「直ぐには覚えられませんからゆっくりで良いですよ」と言ってくださり少し安心しました。
 お茶は自分で点てていただき、お菓子は本物そっくりの枝豆でとても可愛らしかったので食べるのが勿体無く、楽しい初回と成りました。

 2、3回目のお稽古のお軸は、2つで1つの禅語となっているそうです。お軸やお花、香合、床の間全体で秋の季節を感じられ、亭主の思いがお客様へのおもてなしの気持ちを表していることを知りました。単にお茶を飲むだけではなく、歴史、自然、扱うお道具のことなど、総合文化だと教わり茶道の奥深さを感じました。
 お稽古は盆略点前に入りましたが、皆さん四苦八苦で、先生方に親切に一つ一つ丁寧にご指導頂きました。感謝感謝です。
 次回のお稽古が楽しみです。


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