レッスン風景

ANAクラウンプラザホテル神戸教室


レッスン風景3

 お軸は「関」。一つの区切り(様々な学びをしたことによって)をもって、習得したことで東西南北どの方面でも活躍していけるという解釈を教えてもらいました。
 茶道は、点前は勿論、お茶椀、お花、お軸にいたるまで、様々な学びが網羅されていますので、この教室でその入口を感じられただけでも貴重な経験でした。
 私自身は、お茶碗や焼き物に大変興味が湧いてきております。

 半年間のお稽古は楽しかったですが、奥が深すぎて何年もやらないと自分の納得のいく形にはならないと思っております。しかしながら、区切りとして厳かな許状を頂戴しましたので、記念として額に入れ飾っておこうかと思っております。

 半年間一緒に学んだ大学生のお二人。若い方が日本の昔から続く伝統文化に触れられているのをみて、父親ぐらいの年齢の私は何故か嬉しくなっておりました。社会人になっても益々のご活躍を祈念しております。


レッスン風景2

 年末のお稽古で、床がクリスマス仕様になっていました。いつもの軸と花とは趣きが異なりますが、愉しむということでは、このような遊び心のある設えも素敵だなと感じました。
 私と同じように全くの初心者だった男性の方が着物でお稽古に臨まれていました。着物を新調され、着付けはご自身で勉強されたとのこと。やはり、着物は茶室の雰囲気に合います。

 新年最初のお稽古では、床がお正月仕様でした。
 柳は細く長く、そして節々に芽吹きがあり縁起が良いとのことでした。一つ一つに色々な意味合いがあり、それを学んでいくということも一期一会だと思いました。

 初めていただいた濃茶は、まだ飲みなれませんでしたが、濃茶というものが様々な工程を経て出来上がっているということを教えていただき、それを知ってからだと、尚一層、味わい深くなったような気がしました。


レッスン風景1

 所作が綺麗だとお茶まで美味しく感じます。お点前は「円」を意識することで、全体の動きが柔らかくなることが実感できました。
 先生は何度間違えても優しく教えてくださるので、楽しく学べる教室です。

 稽古の最初にお軸をゆっくりと拝見しますが、教養がないため、何が書いてあるのか、何を伝えたいのかが分かりません。  茶道を通して、このような書物も読めるようになりたいなという意欲が湧いてきました。

 私は柄杓からお湯を入れる時にどうしても肘が上手く返らず、綺麗にできません。しかし、人によっては滑らかにできている人もいます。お点前をする人をじっくりと見ることは自分自身の勉強になるという事がよく分かりました。


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