レッスン風景
ANAクラウンプラザホテル神戸教室
レッスン風景5
3月13日、本日はついに修了式の日となりました。
思い返せば、あっと言う間の半年間でした。しかしこの半年間で、お茶の世界の右も左もわからなかった状態から、少しばかりはサマになる立ち居振る舞いができるようになり、また何より、先生方やお稽古仲間さんとのかけがえのない絆が生まれました。本当に充実した、素晴らしい半年間でした。このような機会を与えてくださった裏千家の皆様や、先生方には、深く、感謝申し上げます。
卒業茶会では、緊張のためいつもの実力が出しきれない場面もありましたが、先生方のあたたかい励ましを頂き、それぞれのお役目を精一杯務める事ができました。


そして、なごやかな雰囲気の中行われた修了式では、幹事長先生よりお免状を頂き、喜びと達成感に包まれました。お床は、私たちの門出を祝って、利休居士像のお軸、羽ばたけるように鶴の香合などが飾られていました。


このメンバーでのお稽古が終わってしまうのはとても寂しいですが、曜日や時間は違えど、馬田先生のお宅でお稽古を続けられる方が大半ですので、またお茶会などでお会いする事も楽しみの一つとなりました。

最後に教室の皆で記念写真を撮りました。
半年間、本当にお世話になり、ありがとうございました。今後も、お茶の奥深さを学び続けられるよう、精進して参りたいと思います。
レッスン風景4


1月のお稽古は、昨年に引き続き、棚点前をさせて頂きました。年末年始に2週間お休みがあったので、確認の意味も込めてひとつひとつの動きをいつも以上に丁寧に教えて頂きました。
そしてなんと言っても1月は特別な月。先生のご用意くださった素敵な島台茶碗で、お濃茶を頂くことができました。


花びら餅を頂いた黒文字は、記念にとっておこうと思います。おめでたい装飾やお茶碗に囲まれて、また新たに身の引き締まる思いでした。
細かい所作はまだまだですが、「だいぶお茶らしい構えができてきた」と先生からお褒めの言葉を頂き、皆、さらにやる気がアップしました。
レッスン風景3
本日は、薄茶運び点前の仕上げでした。
道具の運び方や、鏡柄杓・置柄杓・切柄杓・取柄杓・引柄杓など…、一連の流れを確認しながら、それぞれの所作を美しく丁寧に行う事を意識してお稽古をしました。



お茶碗拝見

お棗、お茶杓拝見 (浴衣姿が素敵!)



戌年の最後を飾る可愛いワンちゃんのお軸・お茶碗・香合に心がほっこり。飾るための作法を教わるとともに、こういった遊び心もおもてなしには大切だと知り、感激しました。
レッスン風景2
本日は盆略点前の総おさらいと炉開き(初心者のための茶道教室では通年風炉でのお稽古)でした。
亭主役、お客役の流れを、ひとつひとつ確認しながら通してお稽古させて頂きました。皆、だいぶ動きもスムーズになり、初めの頃より様になってきています。
そして本日は11月という事で、炉開きのおしること亥の子餅を頂きました。おしるこの中身は、おしるこパウダーを包んでいたモナカでした。美味しかったです。
お稽古を通して季節を感じる事ができ、心が豊かになりました。

稽古前のご挨拶

お点前の準備

茶筅通し

帛紗捌き

おしるこモナカ
レッスン風景1
待ちに待った初日を迎え、和やかながらもおごそかな雰囲気の中、開講式が行われました。先生方の所作ひとつひとつが、とても美しく丁寧で格好良く、胸が高鳴りました。初日は早速、礼や立ち座り、帛紗さばきなどの基本を教えて頂きました。


私たちのためにご用意くださった軸は「直心是道場」でした。「どんな喧騒の中でも素直な心があればそこがあなたの修行の場です」という意味だというこのお言葉を胸に、皆真剣にお稽古に励みました。
美味しいお菓子とお抹茶を頂いていると、自然に笑顔がこぼれました。皆、はじめこそ緊張した面持ちでしたが、後半はたくさん笑って、いろいろと質問をしたりと、あっという間の2時間でした。先人たちから脈々と受け継がれてきた日本の伝統文化を学べる事に感謝し、次回のお稽古までにしっかりと復習をしたいと思います。