令和6年2月25日(日)から29日(木)までの5日間、宗家において第67回冬期講習会が開催され、国内外から66名が受講しました。

　初日は、午前9時から茶道会館で開講式が行われ、千 宗室家元が「私たちは皆さんに点数を付けるために指導しているわけではありませんので失敗しても構いません。分からないことがあれば遠慮なく質問し、分からないまま持ち帰らないようにしてください」と挨拶。受講者を代表して入江宗和氏(東京第四西支部)が「誓いのことば」を述べました。

　期間中、各教場で家元、業躰による基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子の実技指導が行われました。また「大炉」での稽古も行われました。

　最終日の午後3時から行われた閉講式では、家元が受講者代表の岩永宗純氏(熊本支部)に修了証を、櫻田宗知氏(札幌第二支部)に学校茶道教授者適格証を授与。家元の挨拶の後、受講者を代表して伊𠩤宗寛氏(明石支部)が謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。