第107回夏期講習会

宗家暦

 令和4年8月27日(土)から31日(水)まで宗家において第107回夏期講習会が開催され、換気や各茶室での受講者数を最小限とするなど、これまで以上に感染症対策を徹底した中で35名が受講しました。

 初日は午前9時から茶道会館で開講式が行われ、千 宗室家元が「5日間という限られた時間ですが、ここで学ばれたことを持ち帰って、それぞれが地元の稽古場で再度噛み締めていただく。5日間の講習がその役に立てればと願っております。」と挨拶。受講者を代表して井戸宗雅氏(熊本支部)が誓いのことばを述べました。

誓いのことば

 期間中、各席で家元、業躰による基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子の実技講習が行われました。

 最終日、午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の横澤宗幸氏(東京第六東支部)に修了証を、船橋宗純氏(愛知第二支部)に学校茶道教授者適格証を授与。家元からの挨拶の後に受講者を代表して安江宗緒氏(石川支部)が謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。

修了証授与
学校茶道教授者適格証授与
受講者代表謝辞