令和5年8月27日(日)から31日(木)まで宗家において第108回夏期講習会が開催され、全国各地から同門社中66名が受講しました。

　初日は午前9時から茶道会館で開講式が行われ、千 宗室家元が「点前座にいるときだけでなく、客をつとめるときも、姿勢と構えを意識して稽古に臨んでください」と挨拶。受講者を代表して土田宗由氏(秋田支部)が誓いのことばを述べました。

　各教場で酷暑への配慮が十分なされた中、5日間にわたって基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子の実技講習が行われました。

　最終日、午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の城島宗弘氏(長崎支部)に修了証を、堀 宗純氏(庄内支部)に学校茶道教授者適格証を授与。家元の挨拶の後、受講者を代表して行德宗美氏(久留米支部)が謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。