第66回 冬期講習会

宗家暦

 令和5年2月24日(金)から28日(火)まで宗家において第66回冬期講習会が開催され、各茶室での受講者数を最小限とするなど、感染症対策を徹底した中で42名が受講しました。

 初日は午前9時から茶道会館で開講式が行われ、千 宗室家元が「茶道の学びは稽古場にあります。『見る・聴く・感じる』の一つでも疎かになると身に付きません。この三つを心がけて、5日間の講習でそれぞれがよい勉強をされることを期待しています」と挨拶。受講者を代表して会田宗敦氏(東京第六東支部)が誓いのことばを述べました。

誓いの言葉

 期間中、各席で今日庵業躰により基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子の実技講習が行われました。また「大炉」での稽古も行われました。

 最終日、午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の髙木宗孝氏(博多支部)に修了証を、山根宗里氏(萩支部)に学校茶道教授者適格証を授与。家元からの挨拶の後に受講者を代表して加納宗聡氏(石川支部)が謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。

修了書授与
学校茶道教授者適格証授与
受講者代表謝辞