第65回冬期講習会

宗家暦

令和4年2月24日(木)から28日(月)まで宗家において第65回冬期講習会が開催され、各茶室での受講者数を最小限とするなど、これまで以上に感染症対策を徹底した中で36名が受講しました。

初日は午前9時から茶道会館で開講式が行われ、千 宗室家元が「点前をした後にいい亭主ぶりができなかったと省みることがあるかもしれません。そう思われたら、反省をこめて見学をすればその部分が取り返せるはずです。そのような気持ちで5日間頑張ってください」と挨拶。千 玄室大宗匠が「今までのことは忘れて無になって学んでください。みなさんのご健闘を祈ります」と挨拶。受講者を代表して吉永宗鶴氏(対馬支所)が誓いのことばを述べました。

誓いのことば

期間中、各席で家元、業躰により基本点前、小習事、四ヶ伝、行之行台子の実技講習が行われました。また「大炉」での稽古も行われました。

最終日、午後3時からの閉講式では、家元が受講者代表の岡村宗奈氏(岡山支部)に修了証を、中村宗恵氏(東京第七東支部)に学校茶道教授者適格証を授与。家元からの挨拶の後に受講者を代表して立山宗樹氏(熊本支部)が謝辞を述べ、5日間の講習が終了しました。

修了証授与
学校茶道教授者適格証授与
受講者代表謝辞