玄々斎精中宗室居士百五十回忌法要

宗家暦

 令和8年7月11日(土)、大徳寺聚光院において、裏千家十一代玄々斎精中宗室居士の百五十回忌法要が営まれました。
 玄々斎精中宗室居士は、三河国奥殿藩七代 大給松平乗友の子として文化7年(1810)に生まれ、裏千家十代認得斎の婿養子となり千家に迎えられました。天保11年(1840)、大徳寺において利休二百五十回忌の法要を営み、晩年には禁裏での献茶の儀を果たされたほか、立礼式の点前を考案するなど、新しい時代に即応した茶道の在り方を示し、明治10年(1877)、68歳で生涯を閉じられました。

 午前10時から法要が営まれ、千 宗室家元夫妻、千 宗史若宗匠をはじめ親族方やゆかりの方々、今日庵ならびに淡交会役員、同門社中代表など約120名が参列しました。

 法要に先立ち、若宗匠が利休居士に一盌を献じた後、家元によるお茶湯の儀が厳修されました。続いて、聚光院住職の小野澤虎洞師を導師に読経がなされ、一同は静かに合掌し、玄々斎宗匠の遺徳を偲びました。
 法要後、家元は玄々斎宗匠の足跡に触れ、「歴代の宗匠方がしっかりと受け渡されてこられた利休居士のわび茶をこの先も伝えていけるよう、今日をまた一つの節目とし、これからも思いを強めていきたく存じます」と挨拶をされました。 

 法要に際し、追善茶会として聚光院に今日庵席、三玄院に業躰席が設けられました。

今日庵席(於 聚光院)

閑隠席 床
玄々斎筆 利休居士二百五十年忌供茶偈
玄々斎手造 共箱 赤茶碗 銘 西江

業躰席(於 三玄院)

点前座