令和8年丙午歳 今日庵東京稽古始め

宗家暦

 令和8年丙午(ひのえうま)歳の「今日庵東京稽古始め」が、京都に続いて裏千家東京道場(東京都新宿区)において、1月16日(金)から18日(日)まで執り行われました。

 式場となった「咄々斎」の床の間には、京都の式場と同じく、元伯宗旦筆の「万里一條鐵」が掛けられ、仙叟作利休端之坊写の竹二重切花入に曙椿と鶯神楽が入れられ、点前座の点茶盤には坐忘斎家元好みの皆具が据えられました。

 初日第一席には今日庵老分方、淡交会役員らが席入り。千 宗室家元が「一碗のお茶を頂くまでに多くの人々の手間がかけられていることを理解し、心から感謝を捧げられるような次世代を育ててまいりたいと存じます」と挨拶されました。続いて、玄々斎好みの菓子・菱葩(ひしはなびら)が振る舞われた後、家元により各服点にて濃茶が呈されました。

 また、「翔鳳の間」に薄茶席が設けられ、千 宗史若宗匠、千 容子家元夫人、伊住弘美様、伊住宗禮様がもてなしをされ、今年の干支にまつわる銘や意匠などの初春の趣向にて一碗が呈されました。