千 玄室大宗匠、NHK文化センター青山教室にて講演

講演会

 

令和7年3月19日(水)、東京都港区にあるNHK文化センター青山教室において、千 玄室大宗匠が「茶とともに生きる」と題して講演をされました。

NHK文化センターは昭和53年、NHK放送番組のノウハウを生かしたカルチャーセンターとして創立され、翌年4月に南青山に最初の教室を開講し、塩月弥栄子様をはじめ宗家の親族方が講師を務めてこられました。

この度、青山教室の伝統文化・古典芸能講座の一部終了に伴い、長年同教室に関われた方々を対象として講演会が行われました。 登壇された大宗匠は、お茶の歴史を振り返り、「日本人は古来より“間”を大切にしてきました。茶道は一碗のお茶をもって、さり気ない優しさや謙虚な心と共に“間”の取り方を教えるものです。NHK文化センターには知識や知恵を与えてくれる講座がたくさんあります。大いに活用し、教養を身につけてください」と語りかけられました。

講演の前後には同センター青山教室担当講師である櫻井宗幸氏(淡交会関東第一地区地区委員長)、味岡宗靖氏(東京第五東支部)による茶席が設けられ、参加者に一碗が呈されました。