千 玄室大宗匠 埼玉経済同友会にて講演
令和6年11月20日(水)、埼玉県さいたま市にあるパレスホテル大宮において埼玉経済同友会令和6年度第3回例会が開催され、千 玄室大宗匠が「文化と経済の力」と題して特別講演をされました。
埼玉経済同友会は昭和58年、地域経済の発展に貢献し、あわせて会員相互の啓発を図ることを目的に設立された経済団体で、企業経営者を中心に300名を超える会員で構成されています。同会からは、かねてより大宗匠の講演を望む声が多く寄せられており、このたび開催される運びとなりました。
登壇された大宗匠は、利休居士出生の地・堺が商人の町であり、町衆が茶の湯を好み、都市文化を形成していた時代背景を端緒に「歴史から見ても、経済を支えていたものが文化です。茶の湯の勧め合う心により、謙虚な心で人に接することで争いのない世の中にしましょう」と真の平和につながる行動の必要性を説かれました。