千 宗室家元 京都大学ELPにて講義

講演会

 令和6年7月6日(土)、茶道会館において千 宗室家元が講義をされました。

 エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)は、社会人を対象としたオムニバス方式の教養講座です。同大学の教授陣をはじめ、様々な分野の専門家や研究者が講師を務めます。

 家元は茶の湯と禅との深い関りを説明しながら「皆さんは今まで色々と経験し学んできたと思います。”呼吸”は吐いて吸うと書きますが、まず自分を空っぽにしてから取り込む。吐いて吸って、その繰り返しで一つでも残ったものを大切にして次に進んでください」と語り掛けられました。

 また、講義に続き心花の間において、倉斗宗覚 業躰、鮒子田宗恵 業躰の解説による茶道デモンストレーションが行われました。