千 玄室大宗匠 京都アスニーにて講演

講演会

 令和6年5月16日(木)、京都市生涯学習総合センター(通称 京都アスニー)において『習心塾』が開講され、同所長である千 玄室大宗匠が初回講師を務め「世界に伝えよう日本文化」と題して講演をされました。     
 京都アスニーでは定期的に講演会が催され、多くの市民が熱心に受講しています。これを受け、大宗匠が「せっかく受講していただくのであれば、『塾』のようなものを創り、京都についてあらゆる角度から勉強してもらってはどうか」と発案され、このたびの連続講座の開講となりました。
 はじめに稲田新吾京都市教育長より開講の挨拶があり、大宗匠揮毫『習心塾』が披露されました。その後登壇された大宗匠は、学ぶことの重要性について説かれ、「自国のことを知らないまま海外で生活する人が多く見受けられます。外国語が話せるだけでは真の国際人とは言えません。『習心塾』の6回の講義で『京都』への理解を深め、知識を身に付けていただければと願っております」と述べられました。

 講演後には鈴木宗博氏(淡交会京都北支部)による呈茶席が館内に設けられ、お茶のいただき方などについて丁寧な指導があり、参加者は茶道に対する理解を深めました。