令和6年4月28日(日)、大阪市にあるKKRホテル大阪において、国防を考える会令和6年度総会が開催され、千 玄室大宗匠が「日本を守るために」と題して記念講演をされました。
　同会は、「『国防』を最前線で担う自衛隊への深い感謝と力強い支援の重要性を認識し、将来日本を背負っていく若者をはじめ全世代が共に考え行動していく」という理念の下に昨年に設立されました。会長の髙橋忠義氏は沖縄第5航空群司令として沖縄全戦没者追悼式に出席した際、大宗匠の奉仕による献茶式に参列していた経験から、総会での講演を依頼されました。
　登壇された大宗匠は、自身の戦争体験や近年の世界情勢に触れ「『道』の世界はその志に向かって一心不乱に求めていくもの。茶道によって和やかな世界をつくることができれば、争いは起きません。『平和』という言葉を使わなくてもよい世の中にしていかなくてはならないのです」と和みの世界の重要性を説かれました。