千 宗室家元 清水寺107回盂蘭盆法話

講演会

 令和5年8月1日早朝午前6時より清水寺暁天講座第107回盂蘭盆法話が同寺大講堂円通殿にて開催されました。

 京都ではこの時期の早朝に多くの寺院でこのような暁天講座が開催されます。清水寺の盂蘭盆法話は大正4年(1915)に中興の祖・大西良慶和上が、お盆の法施として講話をされたことが始まりです。

 千 宗室家元は『茶の湯好日』の演題で講演されました。宗家では毎月朔日は「おめでとうございます」との挨拶を交わしますが、それは互いの息災を願い寿ぐその謙虚な気持ちを意識することに繋がるとの切り口で話を進められました。

 どなたでも参加できる講座でしたので、同講座の熱心なリピーターに加え、海外からの旅行客やバックパッカーの若者など、LIVE中継会場も含めると200名を超える様々立場の方々が聴講されました。