千 玄室大宗匠 京都芸術大学にて講義

講演会

 令和5年4月25日(火)、京都芸術大学 春秋座(京都市左京区)にて、今年度の「京都学」が開講し、初回講座に千 玄室大宗匠が登壇されました。

 「京都学」は、「京都で育まれてきた日本の伝統と文化」をテーマとし、各分野の著名な方々がリレー形式で講師を務める市民も受講可能な公開講座です。同大学が京都市および京都新聞との共催により開講しており、今年で5年目を迎えます。

 大宗匠は、文化庁の京都移転を端緒にし、京都の歴史と文化の特徴について説明されました。次に、緊迫化する世界情勢に触れ、戦時中の経験やお茶を通じた外交など、自身の歩みを振り返りながら、文化の力と役割について語られました。来場した約300名の市民は熱心に耳を傾けていました。また、同大学の学生はオンライン聴講しました。