徳島文理大学高松駅キャンパス茶室披き並びにご講演会
村崎学園徳島文理大学では高松駅キャンパスに新たな茶室「正庵(しょうあん)」が完成し、令和7年5月29日(木)、千宗室御家元臨席のもと、扁額除幕式並びに茶室披きが執り行われました。
「正庵」は「茶琴亭」、「茶意庵」、「楽庵」、「一珠庵」に続く村崎学園5つ目の茶室となり、高松駅キャンパスは故村崎正人前理事長(前淡交会徳島支部支部長)の天空の茶室をとの構想により最上階(地上18階)に設けられ、学園創立者村崎サイ氏生誕の地である小豆島をはじめとした瀬戸内海が眺望できます。


茶室披きには、村崎文彦理事長(淡交会徳島支部支部長)他学園関係者と淡交会香川支部佐藤融司支部長が出席。御家元より村崎理事長に目録が贈呈された後、扁額除幕が行われました。


その後、村崎明子理事長夫人、高松駅キャンパス茶道部学生(淡交会香川支部佐藤宗由氏指導)により、村崎理事長夫人手製のお菓子にて一碗がふるまわれ、参席者は和やかなひとときを過ごされました。



また、キャンパス内のムラサキキネンホールにて御家元による特別講演が開催され、学生と学園関係者約550名が聴講しました。
御家元は利休居士の逸話をもとに必要なものを選択しながら学生生活での学びを一生のものとして下さい、と学生の視点で茶の湯と通ずる心構えを語られました。

講演後、高松駅キャンパス茶道部学生が亭主・客を務め、山本宗知業躰による基本点前の解説が行われました。
