千 玄室大宗匠 京都アスニーにて講演

講演会

 

令和7年5月15日(木)、京都市生涯学習総合センター(通称 京都アスニー)において、昨年に続き連続講座『習心塾』が開講されました。同講座は、千 玄室 京都アスニー所長の発案によるもので、京都にまつわる全6回の講座からなり、大宗匠が「本来の心」と題して初回講演を担当されました。

稲田新吾京都市教育長による開講の挨拶の後、大宗匠の所長としての挨拶に続いて講演が行われ、大宗匠は歴史や教育の話を端緒に、孔子の「学びて時に之を習う、亦た悦ばしからずや」を引用、「ここで学ばれたことをメモに取り、自分で復習することが大事です。過去を知り、歴史だけでなく多くの偉人が残された生きた言葉を学ぶことは大変重要です。これから登壇される先生方から、多くのことを学び、吸収し、自身の価値観を広げていただきたい」と述べられました。

 講演後には鈴木宗博氏(淡交会京都北支部)による呈茶席が設けられ、お茶のいただき方などについて丁寧な指導があり、参加者は茶道に対する理解を深めました。