尾張大國霊神社献茶式

献茶式

― 伊住宗陽様奉仕 ―

 令和7年4月20日(日)、愛知県稲沢市の尾張大國霊(おわりおおくにたま)神社において、千 宗室家元の名代、伊住宗陽様の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同社は、尾張地方の国土の神である尾張大國霊神をお祀りしており、奈良時代、国司の役所に隣接して国府の祭祀を司ったことから「国府宮(こうのみや)」の通称で知られています。毎年旧歴の正月に行われる厄除け神事「はだか祭」(儺追(なおい)神事)は、天下の奇祭として全国的に有名です。

 午前10時、伊住様は祈祷殿に入られ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、愛知第三支部(社本光永支部長)の庄司宗文氏(支部監事)担当の濃茶席と、他流の協賛席二席が設けられました。

濃茶席(庄司宗文氏担当)