西宮神社献茶式

献茶式

― 千 宗室家元奉仕 ―

 令和7年4月4日(金)、兵庫県西宮市の西宮神社において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。

 全国約3500社のえびす神社の総本社である同社は、商売繁盛の神様とされるえびす大神(蛭児大神)をお祀りし、「西宮のえべっさん」として人々に親しまれています。毎年1月9日から11日にかけて行われる「十日えびす」には、多くの参拝者が訪れ、特に10日の早朝に行われる「開門神事・福男選び」は全国的に有名です。

 午前10時、家元は祈祷殿に入られ、点前座に着座。献炭に続き濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、社務所2階に淡交会阪神支部(樽谷清孝支部長)担当の薄茶席、神社会館2階「福の間」に神戸第一支部(辰馬章夫支部長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

薄茶席(阪神支部担当)
立礼席(神戸第一支部担当)