大本献茶式・平和祈念講演

献茶式

― 千 玄室大宗匠奉仕 ―

 令和6年10月6日(日)、京都府綾部市の大本長生殿において千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
 大本は明治25年(1892)に開かれ、芸術を活動の柱とし、「茶道」、「能楽」、「書道」などの日本の伝統文化に親しむことを奨励し、活動をされています。

 大宗匠は、午後1時、出口 紅教主をはじめ祭員の先導により長生殿に入られ、点前座に参進、濃茶・薄茶の二盌を謹呈されました。

 また、綾部市が日本で第1号の「世界連邦平和宣言都市」となることから、献茶式に続いて平和祈念講演が開催されました。大宗匠は、『祈りと一盌のお茶』と題し講師を務められ、ご自身の特攻隊員だった経験をもとに平等に一盌のお茶をすすめあえる平和の大切さを訴えられました。

 当日は淡交会両丹支部 堀尾大直支部長他淡交会会員、山崎善也綾部市長、大本信徒など約300名が参列、聴講されました。

大本信徒による薄茶席