住吉大社献茶式
― 伊住宗禮様奉仕 ―
令和6年9月18日(水)、大阪市住吉区の住吉大社において、千 宗室家元の名代、伊住宗禮様の奉仕による献茶式が執り行われました。

全国に2300余りある住吉社の総本社である同社は、神功皇后摂政11年(211)、神功皇后により住吉大神が鎮斎されたことに起源します。禊祓、航海、産業などの祖神として古くから朝廷や貴族、庶民に親しまれてきました。また、「住吉造」と称される四棟の本殿は神社建築史上最古の様式の一つで、国宝に指定されています。
午前10時、伊住様は本殿第一本宮に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

献茶式に際して、吉祥殿に淡交会大阪北支部(丹羽健二名誉支部長・老分、大林剛郎支部長・老分)担当の本席、同青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

