日吉大社献茶式

献茶式

― 千 宗史若宗匠奉仕 ―

 令和6年5月31日(金)、滋賀県大津市の日吉大社において、千 宗史若宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。

 比叡山の麓に鎮座する同社は、全国に約3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。崇神天皇7年の創祀とされ、平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから都の魔除・災難除を祈る社として崇敬を受けました。広大な境内に約40のお社があり、それらの神様を「日吉大神」と総称します。

 午前10時、若宗匠は西本宮拝殿に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、日吉会館に淡交会滋賀支部(河本英典支部長)担当の協賛席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。