大宮氷川神社献茶式

献茶式

― 伊住宗陽様奉仕 ―

 令和6年5月19日(日)、埼玉県さいたま市の氷川神社において、千 宗室家元の名代、伊住宗陽様の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同社は、首都圏に約280社ある氷川神社の総本社です。須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱をご祭神とし、第五代孝昭天皇の御代3年の創建と伝えられ、2000年以上の歴史を持っています。第四十五代聖武天皇の御代には武蔵一宮と定められ、歴朝の崇敬を厚く受けてきました。現在でも、地元の方々に広く親しまれており、初詣には多くの参拝者が訪れています。

 午前10時、宗陽様は舞殿に進み点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、呉竹荘の「鳳凰の間」に淡交会埼玉県支部(田中作次名誉支部長、北 清治支部長)の青木宗芳氏(幹事長)担当の濃茶席、「孔雀の間」に樋口宗貴氏(同支部副幹事長)担当の薄茶席、同館2階に新井宗亨氏(同支部常任幹事)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(青木宗芳氏担当)
薄茶席(樋口宗貴氏担当)
立礼席(新井宗亨氏担当)