住吉大社献茶式

献茶式

―伊住 禮次朗様奉仕―

令和4年9月15日(木)、大阪市住吉区の住吉大社において、千 宗室家元のご名代、伊住禮次朗様奉仕による献茶式が執り行われました。

 「摂津国一之宮」の社格を持つ同社は、神功皇后摂政11年(211)、神功皇后により住吉大神がお祀りされたことに由来し、全国2,300余りある住吉社の総本社です。古くから航海安全や禊祓、農耕などの神様として朝廷や貴族、庶民に親しまれてきました。四棟の本殿は、「住吉造」と称される神社建築史上最古の様式によるもので、国宝に指定されています。

 午前10時、伊住様は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。