真清田神社献茶式

献茶式

―伊住宗禮様奉仕―

 令和6年4月7日(日)、愛知県一宮市の真清田(ますみだ)神社において、千 宗室家元の名代、伊住宗禮様の奉仕による献茶式が執り行われました。

 社伝によると、同社は神武天皇33年(紀元前628年)に尾張氏が祖神である天火明命(あめのほあかりのみこと)を祀ったことに起源します。中世には尾張国の一宮に位置づけられ、所在地である一宮市の市名は同社に由来します。また、この一帯はかつて木曽川からの清く澄んだ水によって水田が形成されていたため、「真清田」と名付けられました。

 午前10時、宗禮様は本殿に入り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、桃丘亭に淡交会愛知第一支部(天野源之支部長)の伊藤宗房氏(同支部元副幹事長)担当の濃茶席、他流の拝服席と協賛席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(伊藤宗房氏担当)