富山縣護國神社献茶式・森丘哲四郎命歌碑除幕式

献茶式

  令和5年10月16日(月)、富山市磯部町の富山縣護國神社において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。

  同社は、明治維新から太平洋戦争までの戦役で国のために殉じた富山県出身の方々を慰霊し、御英霊としてお祀りする神社です。明治45年(1912)3月に「富山縣招魂社」として設立が認められ、翌年に竣工、鎮座されました。

  午前10時、大宗匠は大拝殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、神職・関係者らが見守る中、戦没者の御霊に捧げられました。

 引き続き、同市出身で大宗匠の戦友 森丘哲四郎氏の辞世の歌碑(大宗匠揮毫)除幕式が、森丘氏並びに当地出身の眞野敏弘氏ご遺族の参列のもと執り行われ、大宗匠による一碗が呈されました。

ちはやふる 神の持たせる命なり 砕きて守れ 大君と國

  献茶に際して、社務所に富山支部(新田八朗支部長・富山県知事)による立礼での薄茶席が設けられました。