明治神宮献茶式

献茶式

―千 宗史若宗匠奉仕―

 令和5年10月13日(金)、東京都渋谷区の明治神宮において、千 宗史若宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。


 同宮は、第122代明治天皇と昭憲皇太后をご祭神としています。明治天皇の崩御後、ご遺徳を偲ぶための神社を望む声が多くの国民から挙がり、大正9年(1920)11月1日に創建されました。内苑にある約70万平方メートルの鎮守の杜は、全国から寄せられた約10万本の献木を植栽して造成されました。現在でも都民から「都会のオアシス」として親しまれており、初詣には例年国内最多の参拝者が訪れます。

 午前10時、若宗匠は千 容子家元夫人とともに本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。


  献茶式に際して、客殿に本庄八郎氏(今日庵老分・関東第一地区地区長・東京第三西支部名誉支部長)担当の濃茶席、神楽殿に秋山宗和氏(参事補・東京第三東支部参与)担当の薄茶席、回廊に青年部関東第一ブロック(矢追宗美ブロック長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(本庄八郎氏担当)
薄茶席(秋山宗和氏担当)
立礼席(青年部関東第一ブロック担当)