住吉大社献茶式

献茶式

―千 宗史若宗匠奉仕―

 

 令和5年9月8日(金)、大阪市住吉区の住吉大社において、千 宗史若宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。

 全国2,300余りある住吉社の総本社である同社は、底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)の三神と、神功皇后(じんぐうこうごう) をご祭神としています。禊祓、航海、産業などの祖神として古くから朝廷や貴族、庶民に親しまれてきました。また、「住吉造」と称される四棟の本殿は神社建築史上最古の様式の一つで、国宝に指定されています。

 午前10時、若宗匠は本殿第一本宮に進み、点前座に着座。濃茶、薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、吉祥殿に淡交会大阪東支部(立野純三支部長)担当の本席、同青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

本席(大阪東支部担当)
副席(大阪東青年部担当)