大宮氷川神社献茶式

献茶式

― 伊住宗禮様奉仕 ―

 令和5年6月4日(日)、埼玉県さいたま市の大宮氷川神社において、千宗室家元のご名代、伊住宗禮様の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同神社は、首都圏に約280社ある氷川神社の総本社で、須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)をご祭神としています。第五代孝昭天皇の御代に創建されたと伝わり、古くから武蔵国一の宮と位置づけられ、朝廷や武家をはじめ多くの人々の信仰を集めてきました。

 午前10時、宗禮様は舞殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、呉竹荘の「鳳凰の間」に穂坂宗京氏(淡交会埼玉県支部監事)担当の濃茶席、「孔雀の間」に勝谷宗弘氏(同支部)担当の薄茶席、同館二階に菅 宗伸氏(同支部常任幹事)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(穂坂宗京氏担当)
薄茶席(勝谷宗弘氏担当)
立礼席(菅 宗伸氏担当)