東本願寺献茶式

献茶式

― 千 宗室家元奉仕 ―

 令和5年4月14日(金)、京都市下京区の東本願寺において、宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要に伴う讃仰行事として、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。

 同寺は、真宗大谷派の本山で、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の亡き後、その遺骨を安置する廟堂が建てられたことに起源します。現在、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの6棟が国の重要文化財に指定されています。

 午前10時、家元は御影堂に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご本尊に捧げられました。

 献茶式に際して、櫻下亭に今日庵席が設けられました。また、白書院に学校茶道担当の薄茶席が設けられ、京都光華女子大学・高等学校・中学校・小学校、および大谷大学・高等学校の学生・生徒・児童らが参列者に一碗を振る舞いました。

今日庵席
薄茶席(学校茶道担当)