湯島天満宮献茶式

献茶式

― 千 宗室家元奉仕 ―

 令和5年4月18日(火)、東京都文京区の湯島天満宮において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。

 同宮は雄略天皇2年(458)、勅命により力と技芸の神とされる天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられています。その後、正平10年(1355)に菅原道真公が合祀され、天正18年(1590)に江戸城に入った徳川家康公は同社を篤く崇敬しました。

 午前10時、家元は本殿に進み、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、参集殿2階に淡交会東京第二東支部(若林隆壽支部長)の臼井宗暘氏(支部監事)担当の濃茶席、同館1階に山田宗文氏(同支部参与)担当の薄茶席、回廊に同青年部と同学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(臼井宗暘氏担当)
薄茶席(山田宗文氏担当)
立礼席(青年部・学校茶道担当)